特産品・販売
当館には、1Fに石見地域の特産品が集められ、展示・販売をしております。
石見地域を代表する伝統文化を是非、手にとって見ていただきたいと思います。ご購入もできますので、島根観光のお土産にもどうぞ!
代表的な島根県石見地方の特産品の紹介
石見焼~雑貨からインテリアまで
石見地方で江戸時代より盛んに作られてきた「石見焼」。
その耐久性の強さから、水がめとして全国で用いられてきました。また、石見焼の特徴である塩分、酸、アルカリによる腐食への耐性を生かし、漬物、梅干、味噌の貯蔵用の器として多く用いられてきました。
現在では、伝統的な強みを生かしつつ、デザイン性を取り入れ、様々な日用品に使われています。
石州和紙~1300年を超える伝統の技
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西暦704年~715年頃、万葉集で有名な「柿本人麻呂」が紙漉きを伝えたとされる石見地方伝統の「石州和紙」。
1300年を超える歴史を今に伝えるこの伝統技術が認められ、国の重要無形文化財(石州半紙)、経済産業大臣による伝統工芸品の指定、更にはユネスコの無形文化遺産に登録されています。
強靭でありながら肌触りがやわらかい石州和紙は、障子紙、文化財修理、書道用紙、賞状、画仙紙、封筒、便箋、巻紙など様々な紙に利用されています。
石州 勝地半紙
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江の川に面した桜江町は、交通の要衝として栄え室町時代には相当量の和紙が漉かれ流通していたと言われています。
江戸時代には、「石州市山半紙」として名声を高め浜田藩は、特別扱いの上納品としました。
また、民芸運動の父として名高い柳宗悦は、市山半紙を常々好んでいると「和紙10年」の中で語っています。その頃から市山半紙の中で最も評価されてきたのが、勝地の和紙でした。
今日でも伝統を受け継ぎ、原料の栽培から生産加工まで全て行っています。島根県江津市桜江町長谷2696
TEL 0855-92-8118
桜江町桑茶生産組合
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島根県桜江町桑茶生産組合で生産している桑茶は、農林水産省より、「有機JAS規格を満たす農産物」として認められた、有機桑茶です。 農薬を一切使用しない畑で生産された桑の葉は、ひとつひとつ丁寧に人の手で摘み取られ、清流で洗浄されます。 上質な桑茶の成分を損なわないよう、48時間かけて低温で乾燥し、風力選別機で葉の部分と枝部分を選別。葉のパッケージは担当者ひとりひとりが手と目をつかって丁寧にパッキングしていきます。製造・加工行程において農薬や添加物は一切使用していませんので、お子さまや妊婦のかたにも安心してお勧めできます。
島根県江津市桜江町市山507-1
TEL 0855-92-0547
りせらや養蜂園株式会社
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神々の国・島根の里山に咲く花々からハチミツたちが一生懸命に運んだ蜜は、フルーツのような花々の味が口いっぱいに広がる蜂蜜「万花蜜(まんかみつ)」です。
リセラファームでは、国産ハチミツの個性を生かし、同じ場所から採蜜される蜜であっても、採蜜の度に蜜の味や香り、色艶までもが劇的に変わるのが特徴です。この100%純粋の国産蜂蜜は、風味や栄養成分をそのままビン詰めしています。コクがあり花々によって変化する香り豊かな味わいをお楽しみください。島根県江津市波積町北904-2
TEL 0855-57-0015
株式会社石見麦酒
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『石見麦酒』は、島根県西部の江津市にできたクラフトビール醸造所です。
この地域ならではの地酒をつくりたいと、夫婦二人で9坪の小さなブルワリーを立ち上げました。
江の川の恵みをいっぱいに受けた大麦や日本海の潮騒に耐えた柚子などの農産物を最大限に活かし、さまざまな種類のクラフトビールを造っています。1回に醸造するのは100ℓから150ℓと少量で手間もかかりますが、その分、滋味豊かでバリエーションに富んだ味をご用意できるのです。島根県江津市波子町844-6
TEL 0855-25-5740
吉岡醤油
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大亀醤油の醤油は、塩分をおさえ、香り高く、うまみの多い醤油に…と、日々丁寧につくられたものです。
特徴は、大豆のうまみがたっぷり入っていること。大豆のうまみがまろやかでこくのあるおいしい醤油を作り出します。
また、島根県では地域柄甘めのお醤油が好まれるため、塩分は通常の25%減らし、より醤油の旨みを実感できるお醤油となっています。
かつおと昆布のだしをたっぷり加え、みりんのこくと甘みを足した万能醤油は、卵かけご飯に、お豆腐に、麺つゆに…食卓にはかかせません。
また、新鮮な柚子果汁を贅沢に入れた香り高い柚子醤油は、鍋物だけでなく野菜サラダや焼き肉、焼き魚、フライなどにもよく合い、年中使える自信作!島根県江津市桜江町川戸13-7
TEL 0855-92-0045
このほかにも鍾馗や般若の神楽面、日本酒(都錦酒造・日本海酒造)、やさかみそなども販売しております。
是非一度手に取ってお試しください。
江津の地場産業
石州瓦
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島根県西部の石見地域で生産される石州瓦。日本第2位の生産力を誇る地場の伝統産業です。
山間部は雪深く、日本海に面した町は日本海の荒波にさらされ、しばしば台風の通り道になる石見地方。
東西南北で様々な環境変化がある土地は珍しく、この環境の中で作られた石州瓦は様々な頑丈さをもつように400年前から作られ続けています。
石見地方の町並みを見ると、赤茶色の屋根がたくさんあることに気がつきます。石州瓦の特徴、釉薬瓦の町並みです。
今では、和瓦、平板瓦、洋風瓦など様々な種類の瓦が生産されています。